ココ・ファーム・ワイナリー 収穫祭 [ココ・ファーム・ワイナリー 収穫祭]

先週末11月19日と20日は、栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭でした。
このワイナリーの収穫祭はとても人気があり、2日で2万人が来場するとか・・・
昨日僕もあそびに行って来ましたが、急斜面のワイン畑のかなり高いところまで、ブルーシートがしかれ、本当にたくさんの方が楽しんでおりました。

さて、このココ・ファーム・ワイナリーですが、都内からもそこそこ近いため参加しやすいということもありますが、
沖縄サミットの乾杯酒で

採用されたり、洞爺湖サミットでもこのワイナリー

が採用されたりと、実力も折り紙つき!
(実際サミットで使用されたワインのヴィンテージは異なります。)

3000円のハーベストキット兼入場券を購入すると、収穫祭グラスや、ワインとの交換券がついてきて、それだけも収穫祭の雰囲気を楽しめます。
また、露店も、ドイツ料理だったり、タイ料理だったり、メキシコ料理だったりと普通のお祭りの露店とは一線を画した露店が並び、秋晴れの下ワイン片手に、各国のお料理を舌鼓するのはなかなか楽しい物です。
ハーベストキットのワイン交換券でも交換できるのですが、できたてワインが、収穫祭ではお勧めです!
これはこの日しか飲めないのですが、今年採れた葡萄をつかった、発酵中のワインです。薄にごりで、微発泡もあり、独特のおいしさです。露店で焼きベーコンや、シュークルートが売っているので、そのへんとの相性は

ココでしか味わえない、なかなかの贅沢です!!

今年は終わってしまいましたので、来年是非来場を検討してみてください。

こういった収穫祭ではなかなか作り手さんと直接話をするのは難しいですが、ワイナリーを訪ねていろいろ話を聞いてみるのも楽しいです。
たとえば、ココ・ファーム・ワイナリーさんで斜面の下の方の葡萄の仕立ては、なんという仕立てでしょうか?
(上の方は行ってないので、違う仕立てかもしれないです。)
教科書勉強してソムリエ試験を通したかたでも、これなんだろう??と思われると思います。
正解は

ジェノバ・ダブル・カーテン

え?教科書にないし・・・
と思われるかもしれませんが、机上と実際は異なることも多くあります。
他にも、たとえば、ココ・ファームの自社畑ではいくつか葡萄をつくっていますが、優位性のある黒葡萄の中に、タナとノートンという葡萄があります。タナは教科書で読んだことがあるかもしれません。が、ソムリエ有資格者でもなかなかノートンなどはご存じないのではないでしょうか?
どうしてそんなマイナーな品種を・・・と思うかもしれませんが、是非飲んでみてください。

国際的に有名な葡萄なら、いいワインができるだろうという単純な考えではなく、いろいろな葡萄を調べて育ててみて、どうしたら美味しいワインが出来るか、研究されております。
はじめてココ・ファーム・ワイナリーで、瓶詰め前のタナとノートンを飲んだときは、その果実の充実ぶりにとても驚いた記憶があります。当時タナは名前は知っていても、テイスティングした経験は少なく、ノートンは名前すら知らない品種で、とても勉強になった記憶があります。
こんな風にたとえソムリエ試験に合格していても知らない、面白いワインが国内にもまだまだあるものです。
そんなワインを上手にソムリエさんが説明してくれて楽しい時間がもてたら最高ですね・・・
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